フリージャーナリスト、デビッド・ワルチンスキー氏が
毎年2月に発表する、
「悪い独裁者世界ランキング」がある。*
世界最悪の10大独裁者
1位:バシール・スーダン大統領
(宗教・人種摩擦で7万人余を大量虐殺)
2位:金正日総書記
(人権・自由弾圧、反体制25万人を監禁・公開処刑)
3位:ミャンマー軍事政権タン・シュエ議長
(民主化デモに参加した市民・学生数千人虐殺)
4位:胡錦涛・中国国家主席
(メディア統制、インターネット監視、30万人強制収用)
5位:サウジアラビア・アブドラ皇太子
(絶対王政体制で民主化運動弾圧)
6位:リビア・カダフィ大佐
(36年間政権維持し人権・自由抑圧)
7位:ムシャラフ・パキスタン大統領
(核技術流出ほう助、民主化弾圧)
8位:ニヤゾフ・トルクメニスタン大統領
(救世主を自称し独裁)
9位:ムガベ・ジンバブエ大統領
(メディア、民主化弾圧、超豪華生活)
10位:ヌゲマ・ギニア大統領
(人権、民主化弾圧、世襲権力推進)
2003、2004年でV2を果たしていた金正日は
2位に下げたが、1位バシールに
「7万人虐殺」というイベントがあったため。*
特に弾圧イベントを起こしていない
金正日がそれでも2位というのは、
それだけ普段から極悪非道を尽くしている証明だ。
そして、4位に位置する不気味な胡錦濤。
コイツはトップ3の皆と仲がイイのだ。
AA会議でもバシールとタン・シュエに会い、
双方に「政策を支持します」と言いやがった。*
スーダン7万人の虐殺も
「平和へのプロセス」で片付けやがった…。
この支持は、スーダンに対し
中国が石油利権を持つためだ。*
だから、安保理のスーダン制裁決議にも棄権した。
エネルギー不足の中国が、
悪魔に魂を売ったって訳だ。
さらに、黄文雄によると
「胡錦濤は金正日を模範にしている」
そうだ。*
経済こそうまく行っていないが、
政治は強権体制で極めて安定している。
中共の存在基盤を固める手本と言う訳だ。
チベットを軍事的強権で押さえつけ、
出世の足がかりとした
『暴君・胡錦濤』。*
その本領が発揮されるのは、これから。
まず、台湾征服か。